5年戦った睡眠障害が治った話

大学時代から睡眠障害(主に入眠障害)だったのだが先日からあることをすることで5年間どうしても治らなかった睡眠障害が治った。出社時間が制限されないIT系を主な仕事としている人は結構睡眠になやまされてる人が多いのではないかと思うので自分が治った方法を記載する。 なおこの記事は「睡眠障害」で検索するとよく出てくる「スマホを見ない」とか「枕を変える」みたいな中身のない解決策しか出さない「いかがでしたか」記事ではない。が、読者の睡眠障害を100%解決するわけでもない。あくまで自分が治った方法を書く。睡眠に悩まされる同志に届くといいなと思う。 ちなみに自分の場合は睡眠障害の中でも寝付きがとても悪い「入眠困難」に分類されるもので、他にも「中途覚醒」や「過眠症」、「ストレスなどの精神性の睡眠障害」などがあるがそれらが以下の方法で解決できるかはわからない。 治った方法 もう最初に完結に自分が治った方法を書いてしまう。 2階以上南向きで日当たり良好な物件に引っ越す 毎日カーテンを全開にして(レースはあり)、ベッドを窓際においてそこに寝る 自分が治ったのはたったこれだけの方法だった。 結局5年の悩みを解決してくれたのは太陽パワーだった。5年治らなかったのに引っ越してから1日で睡眠が治った。今は0時~1時にはほぼほぼ自然に寝れて、朝7:30〜8:00には朝日とともに自然に起きることができるようになった。 同じように、昼夜逆転がなおらなくて毎日5時とかにしか寝れない人は是非引っ越しを試してみてもらいたいと思う。(まずは日当たりのいいウィークリーマンションとかで生活してみるのがいいかもしれない) 睡眠障害になった経緯 もう上に答えを書いちゃったのでここからは自分の場合の睡眠障害生活について書いていこうと思う。 もともと、自分の睡眠障害は精神性のものではなく、大学時代の極度な昼夜逆転をトリガーとして、昼夜逆転が社会人になっても治らなくなったものである。 もともと、小さい頃から落ち着きがない方で、遠足の前とかは確実に寝れないタイプだった。さらに皮膚にアトピーを持っており、それが入眠困難を加速させる要因になった。 結果、大学の3年ぐらいから、夜の0時には布団に入るが、朝の5時にならないと眠れず、それまで布団の中で虚無の時間を過ごす毎日が始まった。 大学時代はそれでも効率の良い生活をおくれていた。なぜなら大学も4年〜院になると単位もとれており、研究室で研究することが主な作業となっており、研究室はいつ来てもよかった。そこで、昼の12時に起床し、夜の18時まで作業、20時に入眠、0時に起床〜5時まで作業、5時から12時まで寝る。という1日に2回睡眠を取ることで、良い作業パフォーマンスを出していた。 とはいえ、午前中に起きなければいけないことも時々あったので、昼夜逆転を直さなければならないと思い、0時に寝るようにしてみたが、5時までねれないことがわかり、睡眠障害になったことに気づいた。 睡眠導入剤について 大学時代から、なんとかしないと、、と思い、内科に受診をした。そこで睡眠導入剤を処方してもらい、しばらくそれを飲む生活をしていた。 自分が主に飲んでいたのは脳の活動を休止させるが副作用が強い「マイスリー」系と効果が薄いが副作用が少なく、長期で飲み続ける「ロゼレム」系だった。(ここらへんの睡眠薬の分類はよくわかってないのでちゃんとWebで調べてほしい) マイスリーはさすがに効果が強く、飲むとすぐに眠ることができた。医者には飲み続けてリズムを元に戻すしか無いと言われてしばらく飲み続けてたが、離脱症状(マイスリーを飲まないと寝られない状態になる)があったり、悪夢を見る頻度が上がるので結局続かなかった。 ロゼレム系は効果が薄くてよくわからなかった。 マイスリーを飲めば寝れるのだが、薬を手に入れれるためには時間を犠牲にして睡眠クリニックを受診しないといけなく、毎回結構混んでいる睡眠クリニックに薬をもらうためだけに通うのは現実的ではなかった。結果、1年に2、3度、ちゃんと睡眠障害を治そうと思って受診→マイスリー処方→飲むのやめる→はじめに戻るみたいなことを5年間繰り返していた。 結局、マイスリーもロゼレムも、睡眠薬は自分にとって恒久対応にはならなかった。しかし、どの睡眠クリニックや内科を受診しても、皆対応は同じで、マイスリーの処方と睡眠時間を記録する紙を渡されることしかなかった。5~6件睡眠系の病院にいったが、どこも同じような対応で、通院しても全く改善に向かわなかったのでやばいなと言う感じはする。 周りが理解してくれない問題 これは睡眠障害あるあるなんじゃないかなーと思うのだが、「睡眠障害の気持ちは睡眠障害になったことのあるひとしかわからない」はマジだと思う。 たとえどれだけ自分が睡眠障害で精神的に辛くても、健常者から見ると、ただの生活リズムがだらしない人になる。 なぜなら、睡眠障害は夜精神的に辛くなるが、寝たあと、昼間は精神的には健常者に戻るからである。 健常者から見れば、睡眠障害の人は昼間、普通に元気そうにしているが、実は睡眠障害者は夜毎日地獄を味わっている。例えば0時〜5時間、布団の中で何もできない、何もしてはいけない寝ることもできない虚無の時間が5時間続く生活を想像してみてほしい。睡眠障害の人は毎日その地獄を味わっている。 にも関わらず健常者にはその状況が理解できないのでテキトーな発言をし、それがまた睡眠障害者を苦しめる。健常者が発想する睡眠障害の解決策(医者も含む)なんて睡眠障害者は確実に試しているし、それで効果がなかったことも実証済みである。 例えば睡眠障害だというとたいていの健常者は「寝る前にスマートフォン見るのやめれば?」という安易な解決策を出してくるが、「寝る前にスマートフォンを見なくても睡眠障害は治らないし、精神的にさらに追い詰められる」。寝る前のスマホ問題は後で記述したいと思う。 とにかく、周りに睡眠障害の人がいる場合、安易な解決策で「俺のいうことを聞いていれば睡眠障害が絶対に治る。睡眠障害が治らないのはそうしないお前が悪い」という決めつけはマジでやめたほうがいい。これは医者や家族も例外ではない。睡眠障害の気持ちは睡眠障害の人にしかわからないし、睡眠障害の人が精神的に追い詰められて死んでからでは遅いのである。 ではどうアドバイスすればいいのか?という話になるが、完璧な解決策はないので病院に付きそうとか、睡眠障害であることに共感してあげることをしてあげてほしいと思う 寝る前のスマホ問題 上記でも述べた通り、健常者(医者も含む)がまず思いつく睡眠障害の解決方法は「スマホをやめる」だがそんな安易な発想では睡眠障害はなおらない。 確かに暗闇でのスマートフォンの光は睡眠に悪そうなのはわかるが睡眠障害の人が寝る前にスマホをみているのには理由がある。 睡眠障害の人にとっては、 寝たい→眠れない→何もしない地獄に精神が耐えられない→暗闇でなにもできない→スマートフォンをみて精神を落ち着けるしかない という順序でスマートフォンを見ている。 しかし健常者は スマートフォンを見ている→眠れない→スマートフォンをやめれば解決 という発想をする。 これは明らかにおかしくて、睡眠障害のひとはスマートフォンを見ているから寝れないのではなく、寝れないからスマートフォンをみているのであり、因果関係が真逆なのである。 たとえ、スマートフォンを見るのをやめたとしても、その先に待っているのは5時間出口の無い地獄である。 毎日、5時間寝ることも、なにもすることができない虚構であなたは過ごすことができるだろうか。ちょっと想像してみるだけでも到底耐えることができないことがわかると思う。睡眠障害の人はその虚構の出口としてスマートフォンで精神安定を得ているのに、寝る前にスマホ禁止になったらその先にあるのは地獄だけである。 もう一度言うと、睡眠障害の人からスマートフォンを奪ってはいけない 睡眠障害改善 そんな地獄を5年間も過ごし、このまま毎日出口の無い地獄をさまよって社会性の無い社会人になるのかなーとか思っていた矢先、引っ越しをすることになった。 睡眠障害だから引っ越そうというわけではなかったのだが、とりあえず新居は2階以上の南向きがいいなーというなんとなくの理由で、少し家賃を奮発して2階の南向きの部屋にした。また、部屋をいい感じにしたいという思いから、ベッドを窓の直ぐ側に置いた。 結果的には、この引越が自分にとっては大正解で、引っ越してから1日で夜1時には寝ることができるようになった。 よくよく考えてみると、大学時代も、引越し前も、どちらも家賃を削るために住んでいたのは1階だった。特に引越し前は日当たりが最悪で、朝全く日差しを浴びれない部屋だった。 睡眠障害について調べているとたまに、「人間は太陽の光を浴びて体内時計がリセットされる」と出てくるが、これはマジなんだなと思った。 こうして、5年に渡った睡眠障害との戦いは(おそらく)終了したわけだが、驚くべきことは医者が提示した方法では一切治らず(いやむしろ悪化した)、医者が提示しない方法で睡眠障害が治ったことである。 現在睡眠障害に悩んでいる同志も、自分の提示した方法が確実に解決するわけではないと思うが、いろいろ諦めずに試してみるといいんじゃないかなと思う。太陽はすごかった。 それでも治らないなら、別に朝5時までスマホをいじって、朝5時に寝る生活でもいいと思う。そういう生活スタイルを受け入れてくれる会社や場所は多分あると思う。…